昭和11年初版の平安紋鑑です。
数年前までは久しく品切れとなっており、令和に入り、久しぶりに最新版が作られました。
昭和初期まで、家紋づくりは世襲で継承されており、統一された基準が無く、あまり出来の良くない紋が出回ったりもしていた様です。
それを問題と考えた当時の関連組合が、京都の紋職人200名あまりに声をかけ、基準となる紋鑑を作った、という歴史を持つ本です。
内容は家紋がメインとなりますが、家紋のほかにも、
・神社仏閣
・加賀紋(カラー)
・伊達紋
・全国都市マーク
・印用の角字
・武将が用いた花押(サイン)
・梵字
など、多種の紋様が収録された大作です。